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東京アーバンパーマカルチャー(TUP)の世界へようこそ!

このブログでは僕のワークショップ(WS)やイベントの告知をしています。
WSの最新情報や活動の近状に興味ある方はメーリングリストに入ってください。
右の欄にメールアドレスが書かれています。

東京からサステナブル(持続可能な/共生的)社会を育むための実験と実践を行っています。
世界の最新情報やスキル(技術)を学び、
それを体感型のワークショップで日本に紹介しています。
パーマカルチャー、非暴力コミュニケーション(NVC)、禅(マインドフルネス)、
システム思考、ユースのエンパワーメントなどが活動の軸です。
活動仲間や企画者を常に募集しています。
よろしくお願いします。

次世代のためにも、一緒に平和で希望のもてる社会を創作していきましょう!

Saturday, August 22, 2015

9月のワークショップ情報、九州WSツアー!(2015)

9月のワークショップ情報

ハロー
今、【人生を変えるパーマカルチャーツアー】の準備中だよ。
すっごく楽しみ!!!
さて、9月のワークショップが決まったので、
とりあえずスケジュールをお伝えします。
人生を変えるパーマカルチャーツアーが終わったら、
すぐに九州ツアーに向うよ〜。


9月10〜17 九州ワークショップ・ツアー
*詳細はもうすぐ、調整中
  • 10日 大分
  • 11日 大分
  • 12日 (福岡?)
  • 13日 鹿児島 一日共感コミュニケーションWS
  • 14日 鹿児島 システム思考 + マインドフルネス
  • 15日 (福岡?)
  • 16日 山口県下関 ギフトエコノミーWS
  • 17日 山口県下関 共感コミュニケーションWS

21日(祝) 共感コミュニケーション一日WS with 冨田貴史(葉山)

22日(祝) Richard Telford オーストラリアのパーマカルチャー(葉山)*

23日(祝) メディアと社会変革@アマテラス(駒沢大学駅)

26日 共感コミュニケーション入門(小金井)

28日 Mark Lakeman アーバンパーマカルチャーとシティリペア(関東)*
29日 Mark Lakeman アーバンパーマカルチャーとシティリペア(関東)*

*TUP主催のパーマカルチャーゲストイベント

Wednesday, August 19, 2015

9.23.2015 【メディアと社会変革】~具体的な実践の為のカフェミーティング~@ジャムハウス天照



9月23日
「メディアと社会変革~具体的な実践の為のカフェミーティング~」@ジャムハウス天照

*特に、メディア関係者、広告代理店関係者など是非来てほしいです!!!
他の方も勿論大歓迎、今回は具体的な動きを作る事を望んでいます。


「”ひとりひとりが大切にされる社会”を作っていく流れを活性化するメディアを作りたい」
ソーヤー海と冨田貴史の持つ共通のヴィジョンを現実にしていくために、二人が今考えている事、これから取り組んでいきたいこと、
具体的な提案をシェアし、ひとりひとりが感じていること、考えていること、アイデアなどを分かち合う時間を持ちたいと願い、
9月23日にジャムハウス天照で「カフェミーティング」を行います。
くつろいだ雰囲気の中で、ゆっくりじっくり交流しましょう。


■時間
12:00〜18:00 
※その後交流会あり


■タイムテーブル
11:30 オープン
12:00〜 ランチ
13:30〜15:30 「ヴィジョンを語る」ソーヤー海×冨田貴史
16:00〜18:00 「world cafe」または「talking circle」
19:00〜 交流会



■会場
ジャムハウス天照 
(東京都世田谷区駒沢2丁目33-7 / 田園都市線「駒沢大学駅」より徒歩3分)

■参加費:自由制
事前に以下の「費用の理念」を読んだ上でお申し込みください。
http://tokyourbanpermaculture.blogspot.jp/p/blog-page_01.html

■定員:20人

■申し込み方法:
以下のフォームからお申し込みください。
http://goo.gl/forms/rNTe2DVNyh


■問い合わせ先:
冨田貴史
fukikobo@gmail.com



■プロフィール:

❀ソーヤー海  http://tokyourbanpermacultureblogspot.jp/p/tup-kai.html
東京アーバンパーマカルチャー創始者。パーマカルチャー、非暴力コミュニケーション、禅、ファシリテーションのワークショップを行ったり、気候変動活動x 若者のエンパワーメントを海外からの依頼・支援を受けながら楽しく活動している。より愛と平和のある社会を自分の生活で実践しながら、社会に広めている。 2月9日発売 「urban permaculture guide 都会からはじまる新しい生き方のデザイン」

❀冨田貴史 http://takafumitomita.blogspot.jp/
京都在住。ソニーミュージック~専門学校講師を経て、全国各地で年間300 本以上のイベント・ワークショップを続けている。ワークショップのテーマは暦、エネルギー、手仕事(茜染め、麻褌、鉄火味噌など)自家発電など。大阪中津にて養生のための衣食を自給する冨貴工房を営む。また、疎開保養「海旅キャンプ」主催団体「21st century ship 海旅団」代表代行。『原発事故子ども・被災者支援法』を活かす市民ネット代表。著書「わたしにつながるいのちのために」「今、わたしにできること~目に見えないものをみつめて生きていく~」ほか。


【海からの熱いメッセージ】


僕にとってメディアは文化や現実を作るものだと思っている。9/11後、アメリカの大手ニュースの報道の変化(9/11 → オサマビンラデン → サダムフセイン → テロとの[永遠]の戦争)を目の当たりにしてそれに伴う社会の変わり方も体験したり、3/11後、似た様な流れを日本でも見て大手メディアが多くの人の現実を作っているのが明確になってきた。




その中で、世界中の一般市民がzineやsnsなどで大手とはまったく違う情報を発信して、社会を変えている現実も確実に起こっていて、そのインパクトも実感している。時には権力のバランスを大きく変えるものにもなり得る。その中でも、Adbustersの様にメディアと社会運動を組み合わせて、オキュパイウォール街のような世界中の市民を動かす媒体に特に関心がある。社会変革の文化作りメディア。情報 x クラウド・アクション x 実験的コミュニティー。


もう一つ、パロディーニュース番組で世界的に有名なDaily Showも社会を変えているメディアとしてフォローしている。一時期、日本のCNNで放送もされていた政治風刺ニュース風のテレビ番組で「その政治風刺の姿勢などが若者を中心に広い支持を集め、2004年には、大統領選挙の特集が特に人気を博し、ケーブルテレビ中でもっとも人気ある番組のひとつとなってた。」(Wikipedia)。大手メディアや政治家をお笑いをとおして厳しく批判しつつ、ゲストにはオバマ大統領など世界中の著名人が登場する。



アクティビズムが復活し始めた今の日本にもクリエイティブな社会変革メディアを作って行きたい。美しい民主主義を育む情報活動を創造する仲間を探している。これからの時代のストーリーを作りながら、アクションを起こして、愛から生きる人を増やして行こう!

参考資料:アクティビズムのscrap book(ブログ)


【冨田からのちょっと長いメッセージ】
2001年9月11日のテロ事件以降、アメリカ国内ではテロ対策法、愛国者法など、政府の権限を強める法整備が急速に進められ、医療の受診記録や財務記録、インターネットや図書館の閲覧記録にも自由にアクセス出来るようになり、その一方で政府の持つ機密情報は完全に隠せるようになりました。もしこのような状況が日本国内でもレポートされ続けていたら「この日本でも同じような展開が起こっていくかもしれない」という予測を立てたり、その流れを阻むための動きをより効率的にとっていく事が出来たかもしれません。そして、このような流れを食い止めるためのアクションをしている、アメリカを始めとする世界各国の 人々と もっと連携していくことが出来たかもしれません。

僕がその事を強く実感したのは日本で第二期小泉政権が立ち上がった2005年9月、アメリカの首都ワシントンDCで開催された「全米平和省会議」に参加した時です。
人々が集い合って具体的な実践例や情報を交換しあったり、一緒にプランを練ったり、地域を越えた具体的な協働を進めていくさま、「お互いをエンパワーしあい、支え合いながら、力強く実践を続けていく勢い」のようなものを受け取り、日本国内の政局、社会状況に嘆き、絶望しかけていた自分が、とても力強く励まされた気がしました。

この10年〜20年のあいだに「気候変動」や「生物多様性」といった一国内だけの対策だけでは解決できない問題が浮き彫りになっていき、国境を越えた市民活動の連携が加速しています。
僕自身、台湾の反原発運動の現場や「生物多様性条約締約 国会議(CBD-COP)」の現場に関わるようになって、その流れが確実に大きく育ってきていることを実感すると共に、日本国内の活動が世界各国の市民活動の中で孤立しているような印象をいまだに拭えずにいます。日本製の原発が立ち並ぼうとしている台湾やベトナム、インドやインドネシアなどの現状については、ほとんど日本国内に伝わっていません。そして同時に、それらアジア各国の市民達は、日本国内で原発立地計画を止めてきたいくつもの成功事例や、放射能、被ばく、原子力ビジネスの概要といった、日本国内では普通にアクセスできるような情報を求めています。

現場でのひとつひとつのアクション、ひとりひとりの持っているアイデアや情報、よい実践例、成功事 例、困っていること、解決したいこと、、、これらを繋いでいくことをする役割を担うものが「メディア」。一人ひとりの才能やアイデア、ヴィジョンなどを共有しあう場を丁寧に作っていくこと、お互いをつなぎ合わせたり、支え合ったりできる環境づくりを助けるようなメディアを作っていくこと、多様なセンスや、お互いの持っている知恵や技術をお互いが心地よく提供しあって、勇気づけあえるような関係性を作っていけたら、ということで、、、まずはご飯でも食べながらゆっくり話しましょう。みなさんの健康と元気を養生できるように、おいしいランチを作って待っています。お気軽にご参加ください。




【RadioActive Radioのご案内】
ソーヤー海と冨田貴史による「Activismを活性化させるRadio放送局=RadioActive Radio」
最新の録音をアップしました。
9/23のコンセプトとも深くつながる内容になっているので、ぜひお聞きください♪

❀RadioActive Radio vol.05「構造と養生」
rec:2015/07/01



❀RadioActive Radio Extra.01「養生」with Bay Edo女子【若麻呂】
rec:2015/6/21




Monday, August 17, 2015

an an 【第21話】代金の無い料理店『カルマ キッチン』創設者・ニップンさんのギフトな生き方。

マガジンハウスの元編集者で、
5月のギフトエコロジーツアーに参加した
あやちゃんのギフトの冒険。

今回はニップン・メッタの話。
ギフト精神を世界中に広めている、
中心人物の一人。

彼と話していると若い仙人と話している感じ。
時代を変える要チェック人物。
最後のyoutubeもおすすめ。

ツアーの第一話は【第18話】ついにヒッピーになる?!

ツアー第二話は【第19話】ギャングの巣窟で家を開放するヒーローたち。

ツアー第三話は【第20話】50年間サンフランシスコのど真ん中で、無料で食べ物を配り続けるツリーさん。

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【第21話】代金の無い料理店『カルマ キッチン』創設者・ニップンさんのギフトな生き方。

お会計0ドルレストラン

カリフォルニア州・バークレー。ここはカリフォルニア大学バークレー校がある活気溢れた学生街です。その中心、ダウンタウン バークレー駅から徒歩10分ほどの場所に『カルマ キッチン』というインド料理店があります。ここは、本場仕込みの美味しいベジタリアンインド料理が食べられるだけではなく、とても不思議な体験ができるレストラン。いったい何ができるというのでしょう? 
それはお会計時に判明します。「ごちそうさま」と伝票を見れば、「あなたのお会計は0ドルです」と書かれています。「タダってこと!?」。いいえ、ちょっと微妙にニュアンスが違います。伝票をよく読めば、前に来たお客さんが食事代を先払いしてくれたこと。そして今度はあなたが次のお客さんへギフトの輪をつなげるチャンスだと書かれています。けれど決してそれを強制するのではなく、あくまでもそのスタンスは“インビテーション(お誘い)”。つまりお支払いの請求はもちろん、いくら払ってくださいというプレッシャーもありません。笑顔を絶やさず働くスタッフ達もまたボランティアスタッフだといいます。
オークランドにあるギャングの巣窟で家を開放しているパンチョとサム。そしてサンフランシスコのど真ん中で、50年以上無料で食事を配り続けるツリーさん。彼らのようにここベイエリアでは、私有や営利を原理とする資本主義経済ではなく、支え合いや与え合いをベースとしたギフト経済で生きる人達がいることを知りました。けれども『カルマ キッチン』は飲食店、お店です。非営利団体だとしても賃料や材料費など店舗運営経費、資本が必要です。そこでギフトの輪を繋げなかった場合のリスクを常に店側が抱えなければなりません。そんな『カルマ キッチン』ですが、なんとスタートして8年以上も経つといいます。3年もてば良いとされる飲食業界で8年は大快挙。一体、創設者であるニップン・メッタさんとはどういう人なのでしょう? そして、どういう経緯でギフトなレストランを始めたのでしょう? お話を聞いてみると…。

創設者インタビュー!


ニップン・メッタさん。1975年12月31日生まれ。UCバークレーでコンピューターサイエンスと哲学を専攻。大学三年生のときに働いたIT業界で必要以上のお金を得て、全てギフトすることを決断。現在もギフトな生き方を歩み続ける。

「今私たちが生きているのは、個人社会ですよね。“私はどうするのか”“私はどうやって生活していくのか”“私はどう自分の恐れと向き合っていけばよいのか”。私、私、私…と、いつも自分中心で考えねばなりません。でも母親の胎内にいるときに、“5年プランを私はどうやるか”なんて考えませんでしたよね。私たちが相互に関係しあい、そして協力しあう世界。つまり全体意識のようなものと私たちが切り離されたとき視点が個へと傾き、こういった考えに陥るのです」とニップンさん。そこでレストランという形態をとり、利用者の意識をつなぐ実験をしているのが『カルマ キッチン』です。
「店に行って何かを買うとき、値段が書いてあります。お金を支払って商品を受け取ると、売買成立です。これが既存の経済システム。いっぽうで、例えば私が友人の肩をマッサージします。その交換に友人から何かを返してもらうのではなく、彼に他の人の肩をマッサージしてもらう。それが一周したらいずれ誰かが私にマッサージをしてくれるというひとつの循環が生まれますよね。『カルマ キッチン』ではこの社会でその優しさのサイクルが可能なのかという実験をしているのです」。

続きはここ

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彼のTEDxトーク。超おすすめ!!!
和訳中です。

Saturday, August 15, 2015

MY LOHASの記事【新しい生き方をはじめる、お金と人の関係を変えるコツ】

MY LOHASより
by asami



ギフトエコノミーという言葉をご存知ですか?
それは例えば、友だちの家に集まる際に「一人一品ずつ持ち寄る」という「ポットラック」だったり、近所の人から「田舎からたくさん野菜が届いたから、お裾分けね」と野菜をもらったり、じゃあうちにはたくさんお米があるからと、お米をお返しするようなこと。
そんな「与え合い」で成り立つ経済があるのでは、という取り組みをしているのが、東京アーバンパーマカルチャー創始者であり、共生革命家のソーヤ海さん。
海さんの近著『都会からはじまる新しい生き方のデザイン』(エムエム・ブックス/刊)には、彼がこれまで実践してきたこと、現在進行形の取り組みなど、これからさらに必要とされるであろうライフスタイルやマインドセット、それらに不可欠なたくさんのヒントが詰まっています。


地球にも、人にも優しい暮らしは、すぐにでも実践できる!

都会からはじまる新しい生き方のデザイン』は、Edible(食べられる)、DIY、Edge(境界)、Gift、Stopの5つの章から成り立っています。
これらのテーマをもとに、海外のみならず、日本国内の都市部で実践されているさまざまな取り組みが紹介されています。
なかでも、「Gift」をテーマにした章は斬新で、でもどこか懐かしくすぐに実践できる、そんなヒントがたくさん見つけられました。

足りないことに目を向けず、与え合うことで満たされる

私たちの命を支え、循環し続けられるのは、実は自然の恵みがあってこそ。この地球上にある、酸素・水・食物など、すべて自然界からのギフトなのです。。。


続きはここ

*なるべく、お店かMMブックスか僕から本を買ってください。Amazonは最終手段で。ありがとう!

Thursday, August 6, 2015

現代ビジネスの記事 ②【田舎での豊かな暮らしは現実じゃない? ジャングルを経験した男が都会を選んだ理由】



田舎での豊かな暮らしは現実じゃない?
ジャングルを経験した男が都会を選んだ理由


言葉や立ち振る舞いで人を惹きつけ、行動で人を巻き込んでいくことのできる個人は一つの“メディア”になりうるのではないか。そんな思いを持って、ソーヤー海さんに会いに行った。

ソーヤー海さんは、3.11直後「東京アーバンパーマカルチャー(TUP)」を立ち上げ、 "誰もが大事にされる社会"をつくっていくために活動する共生革命家。「自称・活動オタク」だという海さんは、アメリカの大学、コスタリカのジャングル、中南米の農村、禅の寺院・・・など地球を舞台に、自然と人が共生するための知恵・知識を学び、自ら考え実践を重ねてきた。そしていま、より愛と平和のある社会を本気で目指して、自らの生活のなかで「パーマカルチャー」を実践し、ワークショップなどを通じて人々に伝え続けている。

話を聞くと海さんは、「昔からある”生きる知恵”を通訳して現代の人に伝えている、自分自身がメディア」だという。

震災に原発事故、強行採決された安全保障法制など、人々の安全が脅かされ、暮らしや社会の在り方が見直されつつあるいま、海さんのメッセージや生き方に耳を傾けたい。海さんは世界で何を学び、どんな体験をし、いま何を伝えたいのか。「メディア化する個人」ともいえる海さんの半生を振り返りながら、これからの社会、そして海さんにとってのメディアについて語ってもらった。(文・徳瑠里香/写真・岡村隆広)


続きはここ




Sunday, August 2, 2015

戦争の話 part 1

絵本「戦争のつくりかた」のポストを書いている間に、頭と手が暴走してしまって以下の文章が出て来た。戦争を真剣に止めていきたい人におすすめ。

Head(頭):状況を理解する
Heart(心):愛から生きる
Hand(手):愛をアクションに

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1969年 New York by John Lennon and Yoko Ono

写真はWaging Nonviolenceより

いつか、9/11後アメリカがどのようにアフガンとイラク戦争(侵略?)を進めていったかシェアしていきたい。これからの日本も似たような流れが起こると思う。戦争を売り込むためには【引き金】となるできごとと(例えば9.11)、そこから流れをつくる【メディア戦略(PR)】が重要。後は、【恐れ】や【市民の分断】も欠かせない。戦争のつくりかたはみんなでしっかり学びあおう。そして、平和のつくりかたもしっかり学び合いたい。そこにはガンジーが実践した生き方に多くのヒントがある(アヒンサーとサティアグラハ)。以下はもうちょっと踏み込んだ話。

Part 1 【戦争と資源】
Part 2 【Military-Industrial Complex:軍産複合体】
Part 3 【武器見本市で日本デビュー】
Part 4 Youtube: 日本の戦争
Part 5 【本:独裁体制から民主主義へ】


【戦争と資源】
戦争と切り離せないのは資源と経済。例えば、化石燃料(資源)なくては今の社会や僕たちの生活は存在できない。化石燃料依存症な国々や大企業(エクソンモービル社とか)、さらにテロ組織は世界中で最後のリザーブの取り合いを続けている。中東がその激戦地。ニュースに出てくる紛争や環境問題の多くは化石燃料と結びつく。戦争は金銭的にも、命という面でも安くないので、戦争に行く時はなんらかの資源を確保しにいく事が重要。その中でも化石燃料がもっとも人気の賞。化石燃料はグローバル資本経済と現代社会の血液のようなもの。社会のみんなが認めたくない脱法ドラッグ。そこに僕たちの殆どがお金で(税金、電力消費、ガソリン購入とか)支援してしまっている。こういう事考えたくないよね〜。戦争は反対だけど、そこまでやるのは。。。。。←自然な反応だと思う。ただ、現実問題として、僕たちは間接的に戦争と独裁政権をずっと応援し続けている。戦争を本当になくしたいのならば、化石燃料への依存を減らしていく事と、抑圧や軍事産業への資金提供をやめる事は欠かせない。徐々にでいい。


【Military-Industrial Complex:軍産複合体】

図はDaily Kosより

大学生の時に初めて聞いた言葉。
軍需産業を中心とした私企業軍隊、および政府機関が形成する政治的・経済的・軍事的な勢力の連合体を指す概念である。 
この概念は特に米国に言及する際に用いられ、1961年1月、アイゼンハワー大統領が退任演説[1]において、軍産複合体の存在を指摘し、それが国家・社会に過剰な影響力を行使する可能性、議会・政府の政治的・経済的・軍事的な決定に影響を与える可能性を告発したことにより、一般的に認識されるようになった。米国での軍産複合体は、軍需産業と国防総省議会が形成する経済的・軍事的・政治的な連合体である。 
現在では軍と産業に加え大学などの研究機関が加わり、軍産学複合体と呼ぶように変化してきている。 このような背景には軍から大学の研究費が出されるようになり、研究資金の出資元として軍隊が大きな割合を占めるようになってきているためである。
大企業が国の方針を大きく影響しているのは、みんな想像できていると思うけど、軍需産業の事を考えた事はあるかな?戦争用の商品を生産している利益目的の企業にとって、【平和】というのはビジネスの妨害になってしまう。善悪の問題ではなく、戦争なしではデマンドが落ちる、利益が減る、そして雇われている人もリストラする必要が出てくる。兵器という物は人を殺すために作られるもの。あまり他の用途に使えない商品。使う必要がなければ売れなくなる。しかも、予算を取り続けるには買った商品を使う必要をアピールしなければならない。ビジネスの世界では当たり前の事だけど、大きな特徴として軍需産業は人を殺すものを生産しているってこと。考えれば考えるほどoh my god!

Wikipediaの記事にこんな文もある、アメリカは「第二次世界大戦へ参戦することで第一次世界大戦の時と同様の戦争特需での景気回復が得られた。」戦争は経済政策でもあるんだよね。

写真はLiberty Voiceより


【武器見本市で日本デビュー】
今年、横浜で行われた軍事兵器の見本市

写真は真実を探すブログより

NewSphereより一部
2015年8月18日【戦後初、国際防衛見本市が横浜で開催 “主役日本”のデビューはぎこちない?海外も注目】

日本で戦後初めての防衛見本市が、13〜15日、横浜市のパシフィコ横浜で開かれた。英民間企業主催の『MAST』と呼ばれる海軍関係で世界最大規模の見本市で、これまでは欧州各国で毎年開かれていた。日本が昨年4月に武器輸出三原則を緩和し、武器輸出を事実上解禁した事が開催に結びついたようだ。防衛省と経済産業省が後援し、日本からは三菱重工、川崎重工、新明和工業をはじめとする企業が参加した。欧米各国のメディアが日本の武器輸出事情と共に開催を伝えている。

日本は敗戦以来、武器輸出を事実上禁じてきたため、国内でこうした防衛・軍事関係の見本市を開くこともなかった。しかし、武器輸出三原則を緩和した昨年、トルコ・イスタンブールで開かれた『MAST』に初めて日本企業が参加。それからわずか1年でホスト国となった格好だ。FTは、「(日本国民の)一部に嫌悪され、その他には歓迎されている」現状を象徴するイベントだと記している。

また、世界各国を飛び回り、日本の防衛機器・技術の売り込みをかけているという防衛省の堀地徹装備政策課長は、「日本企業はまだ競争の準備ができていない」とAPにコメントしている。しかし、「日本は原則的には、核兵器を除けば何でも作ることができる。ポテンシャルは高い」とも述べ、意欲を覗かせた。

シュールな全文はhttp://newsphere.jp/business/20150518-1/


【Youtube先生から学ぶ】
こんなのも見つけたよ映像で見る【日本の戦争】
あの時もウォール街の暴落(1929)が背景にあったんだね。




【独裁体制から民主主義へ】
戦争は簡単に止められるものではないので、
戦略的に動く必要がある。
その理解の入門編としてこの本をおすすめ。

「アメリカの非暴力闘争研究家による独裁政権打倒のロードマップ。本書は、東欧諸国の「オトポール!」、「アラブの春」やウォールストリート占拠など、すべての抵抗運動の渦中で人々に教科書として読まれた。史上数々の独裁体制を緻密に分析・研究した成果を踏まえ、非暴力の反体制運動の全体像を示し、誰もが展開できる具体的な小さな戦略を粘り強く続ける実践的な方法論を解き明かす。世界で数々の賞を受けたドキュメンタリー映画「非暴力革命のすすめ―ジーン・シャープの提言」がNHK・BSで放映されるや、大きな注目を得た。世界29言語で読まれるシャープの主著の本邦初訳。「非暴力行動の198の方法」を付す。」(「BOOK」データベースより)



愛から生きよう!
共生革命家

戦争のつくりかた by りぼん・ぷろじぇくと

超おすすめ!



 絵本『戦争のつくりかた』が生まれたのは、いまから9年前。 戦争に備えるための有事法制(「有事7法案」と「有事関連3条約」)が国会で審議されていた2004年5月でした。

いままで戦争をしてこなかった、私たちの国が その「かたち」や「ありよう」を大きく変えようとしている------。 そのことに気づき始めた人たちが、インターネットを通じてつながってゆく中で、偶然にも憲法記念日の5月3日、ひとりの人の頭に、突然浮かんだもの。それが、絵本『戦争のつくりかた』でした。

最初は絵本を、ささやかな手作りの冊子にして周りの人たちに配っていましたが、配布と同時に思いがけず大きな反響が巻き起こり、刷り上げた3万3千部はわずか3カ月で底をついてしまいました。多くのマスメディアでも次々と取り上げられ、より多くの方にこの絵本をお届けしたいとの思いから、2004年7月には「株式会社マガジンハウス」より書籍として出版することとなりました。

絵本『戦争のつくりかた』は、決して空想にもとづく作り話ではありません。2004年6月に成立した有事関連法をはじめ、すでに施行されている法律や政令、審査中の法案、国会答弁の内容などをひとつひとつ丹念に読み解いた上でつむいだ「日本のひとつの未来像」を示しています。その際、素人の曲解がないか、法律家の冷静で厳しい目を通してもらうことにも心を配りました。

残念ながらこの本で予言された未来は、着実に現実となりつつあるのではないでしょうか。私たちに残された時間は、もうあまりないのかもしれません。

それでも、まだ道は残されています。私たちが気づき、変えていくことの出来る未来がきっとあります。この国を愛するひとりでも多くの人たちが、「戦争をしない未来を選びとる」ことを、私たちは願ってやみません。

2013年5月 りぼんぷろじぇくと

以下はネットでも読める絵本の数ページ(サンプルとして)






HPに自衛隊の海外派遣地域のマップもあった!